前回ご紹介した、全国のエンジニアや研究開発職など理系のお仕事についている女性を応援するためのイベント「サイエンヌフォーラム2020」ですが、なぜ今このようなことをやろうとおもったのか?というキーワードに「繋がり」というものがあります。
講師サミットの基調講演で聞いた元グーグルの人材育成責任者ピョートルさんの「講師や先生が答えを持っている時代は終わった」という印象的なコメント。
オンライン研修が導入され始めた4月〜5月あたりにも感じたのですが、「誰一人正解を持っていない世界」の訪れ。今までも、言われていてはいたと思うんです。「これからはたったひとつの正解を探す時代ではない」というようなことは。
でも。
それまでって、どこかで「昨年やったことを今年もある程度踏襲すればそれなりの成果が出る世界」だったと思うんですよ。それが、コロナの影響で一気に流れが変わってしまった。
本当に「やってみたことがないこと」を「試行錯誤しながらやってみるしかない」というワールドが突然出現したわけです。
すると何が起きたか?
みんながノウハウを提供しあうようになったんですね。
「私はこんな風にやってみたらこうなりましたよ」
「これ、意外とよかったです」
「この方法は絶対辞めたほうがいい」
みたいなこと。
しかも、組織を横断して、より広く。
コロナウイルスの社会的な影響は様々あると思いますが、私はこの「知識や経験の分かち合いが当たり前の世界」がすごく大きいなと思っています。
だからこそ、今まであまり横のつながりが強くなかった、社内だけで完結していたコミュニティほど、今外に開いていく必要があるのではないかと感じています。
今回のフォーラムを通じて、会社の中で頑張っているエンジニアや研究開発職、品質管理などのお仕事をされている女性が広く、深くつながりあえる機会になりますように。

▼参加無料!全国のエンジニアや研究開発職の理系女性を応援する「サイエンヌフォーラム2020」
https://scienne.net/forum2020/

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