理系職種の女性向けイベント「サイエンヌフォーラム2020」多くのメンバーのご協力で2日間を終了することができました。参加されたみなさまのメッセージをシェアさせていただきます!

●私の勤めている会社は女性役職者は少なく、その少ない女性役職者は全員、独身の方です。子育てとキャリアの両立は不可能だと思っている部分がありました。しかし、今回、いろいろな方の話を聞いて、「なるようになる」と言った良い意味で開き直った感じで、清々しく働いておられるのを見て、とても驚きました。家族の理解、周囲の助けなど、いろいろあるとは思いますが、最初から無理だと決めつけずに、いろいろな可能性にどんどん手を伸ばしていきたいと思いました。自分の会社にもこんな素敵な方々が働いていたらいいのになと思いましたが、私が今からそんな存在になれるように頑張るのもいいかもれないと思いました

●自分は大学3年生なので今後どのような職に就くのか、アカデミアに残るのかまだ想像ができていないところがあるので、パネリストの皆さんのように、反省はしても後悔はしない、自分の選択が正解になるように行動していけると良いなと感じました。好奇心を持ったことには挑戦していきたいと思います。

●今後自身のキャリアを考えたときに固定観念に囚われず何事にもチャレンジしてみようと思いました。また、自身の専門分野以外の方々との交流をすることでより視野を広げていきたいと思いました。今回このような機会に参加できてとても嬉しく思っております。

●父として娘を育てていますが、安易なステレオタイプに飲み込まれて、本来の自身の才能を閉じ込めてしまうことの無いようにサポートしてあげたいと思いました。

●たまたま私が興味ある分野が理系だったので、気づけば男性ばかりの研究室、研究所が職場でした。職場では紅一点、管理職の道をすすめられましたが、子育てしながらの女性管理職のロールモデルがおらずイメージできなかったのと、その会社でずっと働き続けるイメージが持てずに転職しました。フォーラムを通して、環境は違っても似たような思いをもったり経験している理系職の女性がいるのだなと思いました。これからは理系職につくであろう女子学生さんを含め、理系職女性の支援ができれば、私の今ももっと楽しくなりそうだなと思いました。

●基調演説で、ダブルメージャーの重要性、異なるものを結びつけることでイノベーションやクリエイティビティが生まれるということを聞き、感銘を受けた。自分の専門分野のみでなく、異業種の方々とも交流していきたいと感じた。

●まだまだマネジャー層は「闘う人材」であるとのマスキュリンな概念が私の職場には根強くありますが、「人と競って勝つというより誰もいない領域をみつけてやってきた」「開き直る力が大事」などなど、しなやかに変化に対応しながら、着実に成果を挙げて来られたお話しを聞いて、とても勇気が出ました。業界、業種を超えた、様々な経験を持つ人との交流は、本当にお互いの成長に有益だと思います。

●今の自分は、過去の自分が選択してきた結果で、未来の自分のための過程でもある。そう感じました。仕事も、プライベートも、多様化されている中で、自分の目標を少しずつでも立てて、そのために選択し、かなえていくというプロセスを踏んでいきたいと思います。

●あまり”理系”や”女性”を意識しない職場におりましたので、逆にこのような場に切実な思いで参加される他の皆様の境遇をお聞きして、目から鱗が落ちる思いでした。いかに恵まれた環境にいるかを自覚し、それを守り発展させるよう頑張りたいと感じました。

●今の時代は本当に多様な生き方を自分で選ぶことのできる世の中だと思います。だから、自分がどうありたいのか、どうなっていきたいのかをちゃんと持っていれば、何にでもなれる、何でもできるけれど、逆にそれが何もないと、本当に何もない自分になってしまうなと改めて感じました。日々に追われるだけではなくて、誰のものでもない、自分自身のの人生について、今一度ちゃんと向き合って考えたいと思いました☆

●理系職種から転職と共に現在はマーケティング・管理職として働いて十数年になります。ロールモデルが周りにいなく寂しい思いをしていましたが、そんな中で、現在活躍されている若手の方はどのようにマネージメントしているのか知りたくて参加しました。それぞれの年代で、「なるよになる」という、スパッと気持ちのよい決断をしながら前向きに頑張って進んでいることを知り、私もなんだかんだそんな感じでやっていたので結局みなさん同じなんだと安心したと同時に、こんなに実は仲間がいるんだと思いました。このような情報交換ができるような場をご提供くださり感謝しています。

●女性、に的を絞ったフォーラムのはずなのですが、それにより「女性」を意識せずに話ができたということが新鮮な発見と驚きでした。男性9割の中で仕事をしていると、何かをする時に常に武装して、相手の気を損ねないよう舐められないよう、殻を被っていたんだな、というのが気付きでした。素の自分で素直に本質的な学びを得ることができた、大変有意義な時間でした。

●私は医療系大学教員として勤務しています。大学生から医療系の人ばかりの世界で過ごしたため、今回は「理系」括りで幅広いお話を聞くことができて、とても新鮮で貴重な体験でした。さらに、自分はロールモデルとなる人がいない職種でもあり、地方在住で情報も乏しく、もがいて悩んでいる中だったので、今回限られた時間ですが、参加できて少し気が晴れたように思います。今は、教育・研究・臨床の3つが主な業務なのですが、これからは自分の得意な研究にフォーカスを当てて取り組んでいこうと、意欲を新たにしました。

●来月よりマネジメント職に就くことが決まっており、不安やプレッシャーに押しつぶされそうな毎日でしたが、パネリストの皆さんから今一番欲しい言葉をたくさんいただき、明日からの仕事も頑張れそうです。

●大勢の理系の女性が輝かしい活躍されているのがわかりました。もちろん、男性に比べたり、海外と比べたりすると数は相当少ないのでしょうけど。理系の女性を男性よりも優遇するような制度があって、それは逆差別だと思うので、差別なく能力に応じた仕事ができる社会になればいいと思います。私は男性で理科の教員をしておりますが、理系の仕事に就く生徒をもっと育てたいと思いました。

思った以上に、熱いコメントが多数寄せられた「サイエンヌフォーラム」ですが、今後継続的な取り組みについても企画メンバーで検討していけたらと思っております。今後、何かやるときには教えて!という方は、こちらからお気軽にメール登録をお願いいたします

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