前回の投稿で、日本とアメリカで「質問」の位置付けがぜんぜん違う、という話を書きました。折しも長女の通う東京コミュニティスクール(TCS)ではプレゼンテーションデー。たくさんの大人の前で1年生から6年生まで、それぞれのテーマ学習の成果を発表していきます。
発表が終わると質問タイム。
質問ある人〜?と聞かれると、手がいっぱいあがる。1年生なんかは、もう質問の意味が正直かなり不明なんだけど、でも一生懸命きこうとしてて。質問を受ける側も、相手が何を知りたいのかを理解するのが一苦労なんだけど、一生懸命わかろうとしてる。
その様子を見ていて思ったのは、なんだか愛がいっぱいだなぁって。
あれ?この感じ、つい最近感じたぞ!と思って記憶をたぐったら、3月に実施した探究サミットの時でした。
探究サミットの時に、おっちゃんや宝槻さんの子どもたちとの関わりを見た時にも感じたのですが、子どもが何を感じていて、何を考えているのかに心から関心と愛情を持っているのが伝わってくる。言葉では挑発したり、いじったりしてるんだけど、ちゃ〜んとひとりひとりのことを見て、感じてる。
子どもたちはそれがわかるから、普段はあまり発言しないような子、全くの初対面の子ですら、おもわず自分の考えを漏らしてしまう。そして、その考えをきちんと受け止めてもらって、広げたり、愛でたりしてくれるから「ああ、言ってよかったんだな」と思えるのです。
2020年の教育改革に向けて、探究学習、アクティブラーニングという言葉があちこちで使われ始めているけれど、一番大切なのは「やり方」じゃなくて、「あり方」なんだなということを改めて感じます。
あなたの中にある考えや疑問はとても大切で愛でるべきものなんだよと。
そういうスタンスで子どもと関わりたい(あ、大人とも・・・)。
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