夫は自分のしたことに対してきちんとフィードバックや評価が欲しいタチだ(ちなみに私はわりとどっちでもいい)。

彼が夕食を作ると、
・食べている時に「おいしい?」と聞いてくる
・食べ終わった後に「おいしかった?」と聞いてくる
・そして、翌朝さらに「昨日のご飯、おいしかった?」と聞いてくる

もちろん、その都度「おいしかった」と答えるのだが、これは聞かれる前に言わなければならないことなんだなと最近気がついた。

つまり、
・食べている最中に、「これ、おいしいね!!」
・食べ終わったら「おいしかったよ」
・翌朝「昨日のご飯、おいしかったね〜」
の三段活用である。

食べてる時に「おいしいね」は結構言っていたつもりだったが、3回は言うべきなのだ。思い返せば、彼はこれを私に対してもやっている。私は自分が食べておいしければ満足してしまうのだが。。。

そして、ここからが本題なのだが、これはビジネスにおいても結構大事なことだぞ・・・と改めて考えた。

いろんな人にアドバイスをする機会があるが、その場で感謝してくれる人は多い。が、うちに帰ってからメールやメッセンジャーで「今日はありがとうございました!○○という点が勉強になりました」言える人は意外に少ない。さらに、次に会った時に「先日はありがとうございました」、あるいは何かしら進捗があった時に向こうから「先日いただいたアドバイスをこんな風に使ってみました。ありがとうございます!」と言える人は100人に1人くらいではなかろうか。

やっている人が少ないからこそ、これは人から愛され、可愛がられるために、シンプルだが非常にパワフルな方法だ。

・・・という訳で、子どもたちにもちょっと仕込んでみることにした。

例えば、誰かにジュースを買ってもらったら、その場で「ありがとう」。そして飲み終わってから「おいしかった!ありがとう(ニコッ)」である。

これができるだけで、なんか人生うまくやっていける人材に育つ気がする。

ありがとうは二回でワンセット。