昨年から毎日長女のお弁当を作ることになり、はや一年。
「バリエーション少なっ」
「品数さみしいな〜」
「あ〜、今日も手抜きしてしまった」
と日々感じておりました。
しかし!!!
コンセプトメーカーとして、ここはひとつ新たなコンセプトを作ることで、この微妙な罪悪感を払拭しようではないかと思い立ったのです。
名付けて、「ZEN BENTO」
品数の少なさ、バリエーションの少なさは、裏を返せばシンプルで洗練された「ZEN」の心。
そうです。
あえて少ない。
あえてシンプル。
そこに生まれるわずかな変化に季節のうつろいを感じ取ろうではありませんか。
2017年の食の歴史には下記のように刻まれることは間違いありません。
2016年まで続いた「丁寧な暮らし」ブームは、2017年「ZEN BENTO」によって覆されることになる。それまで、「冷凍食品ばっかりで・・・」「品数が少なくてかわいそう」といった罪悪感を日常的に感じていたママたちの潜在ニーズに合致。日本列島の2017年は「ZEN BENTO」に席巻される。
「いつも忙しくて、手の込んだ料理を作る暇がないことを後ろめたく思っていました。でも、ZEN BENTOに出会ったことで、そうか、これでいいんだと。少ないことが美しい、そんな新しい視点を手に入れることで毎日イキイキ生きられるようになったんです(44歳主婦)」
「最近では、おかずも究極に減らし、ご飯と海苔のみでいかにZENの心を表現するかに心を奪われています。妻にばかり任せていた弁当作りですが、ZEN BENTOというコンセプトに出会うことにより、お弁当作りが私の仕事になったことは2017年の信じられない変化でした(36歳会社員)」
2017年、ZEN BENTOの黎明はこのようにして始まったのです。
というストーリーはいかがでしょうか?
なんか書いてて「ありかも」という気持ちになってきました(笑)。
引き続き、手抜き弁当ならぬ「ZEN BENTO」を作り続けたいと思います。