先日、生まれて初めてかの有名な「Blue Note Tokyo」へ行ってきました。夫が音楽好きでして、世界で2番目に好きなジャズバンドが来日するということで「これはいかなきゃ」ってことになったんですね(1番目はもう死んじゃった人らしいです)。

まぁ、正直ジャズっていまひとつよくわからんし、あんまり乗り気ではなかったのですが、行ってみたらいろんな面白いことがありました。

まず来ている人たち。若い男の子二人組とか、熟年カップルとか、ひとりで来てる人とか、ダブルデートっぽい若者たちとか。いろーんな人たちがおんなじ場を共有していて、普段こんなにいろんな人が同じものを楽しんでいる風景ってあんまりないなぁと思いました。

それからお金の取り方。席に対するチャージと飲み物や食べ物に対するチャージ。なんだかんだでひとりあたりの単価のことや、アーティストにいくらくらい払ってるのかな〜なんてことを考えました。そして、入口から出口の動線までものすごく無駄なく配置されていて、2部の入れ替えが超スムーズ!よく考えられていて美しい。。。

そして、一番衝撃的だったのは、このアーティストは4日間連続、2セッションずつ登場していたようなのですが、4日間連続で見に来ていた「まさお」っていうおじさん。一番前の席で毎回見ているもんだから、アーティストの人にも覚えられていて、いじられていました。

まさおのイメージ
※「まさお」はこんな感じのおじさんでした

で。

その「まさお」がですね、ほんとうに、ほんとうに、すっっっっっっっごく楽しそうなんですよ。一番前に座っているので、後ろ頭が視界に入るんですが、全身で音楽をたのしんでいて、本当に大好きなんだなーーーーーー!!!!っていうのが伝わってくる。

いや〜、正直羨ましいな〜って思いましたね。

こんなにも好きなものがある!ってそれだけですごく幸せなことだなって。

自分自身は、いわゆる趣味っぽいものにハマるっていうのがそんなにないので、こういうのっていいなぁと思いました。人生後半戦に向けて、何か自分が仕事以外で夢中になれるものを見つけたいなと。

そして、もうひとつの気づきは、「自分の守備範囲を超える」「初体験を積極的にする」ことの意味。特に人前で話したり、こうして書いたりすることが多いわけなんですが、今回の体験だけで話せるネタが3〜4個は思いつくわけです。大人になると当然ですが経験が増えて「初体験」はどんどん減ってきてしまうので、意識して「初体験をする」ということを今年は挑戦していきたいなと思いました。

きっと「初体験」が、もっともっと人生を豊かにしてくれる。

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