講師を生業とする方へ。コロナウイルスに想うこと

すでに講師として活動されていらっしゃる方の中には、2〜3月のお仕事がとんだ!という方もいらっしゃるのではないかと思います。

私自身の経験では、
・2008年のリーマンショック
・2011年の東日本大震災
のときが、やや近い経験でして、そのときの経験から考えたことをお伝えしようと思います。

●波は必ずやってくる

まず、社会や経済には「波」というものが存在し、サイクルで動いています。リーマンショックや今回のコロナのようにはっきりとした原因がある場合見落としがちなのですが、大きな視点で見れば、決して特別ではない「波のひとつ」であるということを忘れないでください。

こうした波は、今回に限らず、
また必ずやってきますし、
また去っていきます。

●こういう時こそ「コミュニティ」が大事

特に東日本大震災のときにも、「絆」というキーワードでコミュニティがフォーカスされましたが、やはりこういう時こそ「ホーム」になりうる「場」をどれだけもっているか?が大事だなと感じます。

ちょうど昨日実施した「レジリエンス研修のシェア会」で、あらためてコミュニティの「分かち合い」「与え合い」「助け合い」の偉大さを実感したところです。

日本プロフェッショナル講師協会™️というコミュニティが、みなさんの「ホーム」のひとつになれるよう、頑張っていきたいなと気持ちを新たにしました。

●そうは言っても、今回が前回と違うところ

2008年、2011年のときと今回が圧倒的に違うなと感じているのは、各企業で研修にかわって「オンライン教育」という選択肢が出てきたことです。

今まで、オンラインという選択肢を知りつつも、大きな変革やチャレンジを避けていた企業が、「オンラインで研修を代替」ということに止むを得ずチャレンジせざるを得ないという状況になっています。

そして、今後起きうることとしては、
「やってみたら意外といけた」
「やっぱりリアルのほうがよい」
という2極化ではないかと踏んでいます。

「意外といけた」という場合においては、「もう今後はオンラインでいいよね」となる可能性がありますし、「やはりリアルのほうが」という研修については、落ち着いたらお仕事が自然に戻ってくるでしょう。

では、この「差」はどこから生まれるのか?

ひとえに、講師が、
受講者から大きな意識の変革や気づきを引き出せるかどうか?
ということであり、そのためには、予定調和ではなく、受講者自身の言葉や気づきから場を作っていけるかどうか?だと思っています。

実は、これらのポイントは、JPIAの認定講師の審査会でも
「場が活性化されているかどうか」
「受講者自身の気づきや学びを最大化できるような関わりができているか?」
「心から受講者の言葉を聴き、真摯にフィードバックできているか?」
といった視点で大事にしているところでもあります。

本来であれば、この2極化の流れはもっとゆるやかに訪れると予想していましたが、その流れが一気に加速することになった、というのがおそらく後から振り返って気づくことではなかろうかと思います。

なお、これは必ずしも悪い変化ではなく、こうした受講者の変容を引き出せる関わりができる講師は、単価がむしろあがったり、より長期的な関わりを求められるようなプロジェクトにアサインされる可能性が高いです。

講師協会では引き続き、
「受講者から意識の変革や気づきを引き出せる講師」
の育成やサポートをしていきます。

●収入源は分散させる

ちょっと視点が変わりますが、ガイアモーレが上記の波を小さい会社ながら比較的ダメージ少なく乗り越えられたのは、「収入源が分散していた」からです。

現時点でも、
・大企業向けの企業研修
・定額制の法人向けサービス
・個人向けの講座
・個人向けの定額制サービス
・中小企業向けのアウトソーシングサービス
を同時に展開しています。

特にBtoBとBtoC、両方を持っていることによって回避できるリスクは大きいです。

もちろん、ひとりで活動している講師のみなさまにとって、いくつも事業を立ち上げるのは現実的ではないと思いますが、せめてメインとサブのふたつの収入源を作っていけるようになることを目指していけるといいですね。

現在BtoBがメインの講師の方には、講師協会で、今後オンラインコンテンツを含めたBtoCのビジネス創造のサポートができたらと強く感じました。

●今しかできないことをする

最後に。

目の前の仕事がなくなったとき、
「この空いた時間で、何ができるのか?」
を改めて考えてみましょう。

特におすすめなのは、
・集中したインプット
・集中したアウトプット
・普段はなかなか考えられない長期的なことを掘り下げて考える
・開き直って思いっきり休む!
です。

普段であればなかなか動画コンテンツを見られないけれど、この機会に見たかったものを見る。

ずっと取り掛かりたいとおもっていた書籍の企画書を書いてみる。

今後10年くらいで、どういうキャリアをデザインしていきたいのか?を考える。

そして、実はなかなか普段できないのが、「思いっきり休む!」ことだったりしますので、これもかなりおすすめです。

こういうタイミングで「しっかり休む」ことも含めて、きちんと「備え」に時間を使えた方が、次の波にうまく乗っていきます。

個人の力でコロナウイルスを収束させることができない以上、「今自分にできること」に焦点を当てて、一緒に乗り越えていきましょう〜!

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