昨日の「”同調圧力”とはなにか」のエントリーから「どうしたらこのような不毛な同調圧力の連鎖から抜け出せるのか?」について考えました。

一番シンプルな第一歩は「あれ?」という違和感や「嫌だ」と感じる自分自身の気持ちをちゃんと感じること。

抑圧を内面化して取り込んでしまうことが同調圧力の第一歩だとするならば、内面化する前に自分の中に湧き上がってくる気持ちにきちんと耳をすませること。

感じなくなってしまうことが一番怖い。

歴史を紐解けば、人種差別や虐殺なども、する人たちが感じない、考えなくなることで声をあげる人がいなくなった結果なのかもしれない。

そして、「これ、おかしくないだろうか?」という疑問を投げかけること。外に対してはものすごい勇気とリスクが伴うので、まずは「自分に対して」だ。自分自身に対して、「これ、おかしくないか?」と問いかけること。

何が起きているのか?
自分は何を感じているのか?

新しい目で、見ること、感じること。

そこからは、とりうる選択は状況によるだろう。

でも、ガンジーやマンデラのように社会全体に組み込まれた連鎖を断ち切った人たちだって、きっとここから歩み始めたのだ。

私たちにも、できる。