女性起業家サロンでパートナーシップについて質問をされたことがきっかけで色々と考えました。

企業の女性向けの研修でも、若手向けの場合には聞かれることが多いのですが、「パートナーのキャリアを応援してくれる人」と一緒になった方がラクというのは、起業をしようとしまいと、仕事をしたいと考えている女性にとってはとても大切なのではないかと思います。

私の場合は、学生時代に相手に出会っているので、学生→会社員→ブラジルでのNPO活動→起業して社長になる、という付き合う間に自分のステータスがものすごく変わっています。私が彼を素敵だなと思うのは、私のステータスに左右されることなく、いつでも一人の人間として、女性として見てくれているということです。彼にとってみると、私が学生でも会社員でも社長でも、それはあまり大きな問題ではなく、「何をやっているか」よりも「何を大切にしているか」を見てくれているように思います。

また、仕事に限らず「自分が大事にしているものを大事にしてくれる人なのかどうか?」というのは結構重要なポイントであるように思いました。例えば、自分のそばにいる家族だったり、友達だったり、あるいは趣味など、自分が大事にしているものをないがしろにされたら、とても残念ですよね。

・・・で、ここまで考えてさらに。

これってパートナーシップの話だけじゃないなぁと感じました。

誰だって、自分の大事にしているものを大事にしてもらえたら嬉しい。大事にしているものを軽んじられたら悲しい。

では、私は周囲の人の「大事なもの」をちゃんと大事にできているだろうか?
自分の大事なものばかりを見ているのではないだろうか?

そんなことを考えさせられました。
できていないことの方が多いですね。。。

なお、パートナーの見極めについては、結婚前に「女性も働いたほうがいい(一般論では)」と言っていたのに、結婚したら「家事がおそろかにならない範囲でやってね(俺の嫁としては)」と言い出すような人もいらっしゃると聞きますので、相手の「言葉」よりも「行動」を見るのがオススメかなぁと思います。