1年くらい前なのですが、東京コミュニティスクール理事長久保一之さんのコラムで「へぇ〜」と思ったのでシェア。

「プロスキーヤー、登山家、医学博士として活躍する三浦豪太さんに、今年6月に低酸素の達人として話をしていただいたときに、最も印象に残ったのが『冒険の遺伝子』という話でした。DRD4というドーパミン受容体の突然変異種を遺伝子に持つ人が好奇心旺盛で、ひとところに留まっていられない性格になりやすいことから、そう呼ばれているそうです。どの人種でも3%の、ADHDの60%の人がこの遺伝子を持っており、常に好奇心があり、スリルを求める特性が、人類の行動範囲を広げてきたという説に繋がります」

冒険の遺伝子!!!

自分にこの遺伝子があるかどうかはわからないのですが、応援している世界一周単独ヨットレースVendée Globeに挑戦している白石康次郎さんの顔が浮かびました。

あまりに危険過ぎ、あまりに大変すぎて、そんなことをやろうと考えること自体どう考えても頭おかしいとしか思えない!!!(失礼!)

Vendée Globeってこんなのです↓
https://www.youtube.com/watch?v=VeIf5_fsJk4

でも、一定の割合でこういうことを「理由もなくやりたい」と思える人が現れなければ、人類は生き延びてこられなかったのでしょう(笑)。それが、たまたま「自分だった」という確率は3%な訳ですが。

一方、上記の三浦さんご自身は遺伝子検査をしてもこの「冒険の遺伝子」はお持ちでなかったそう。

それでも。

久保さん曰く、「自らが未知の世界に勇気を持って飛び込んでいく、新しいことにチャレンジする、思考や行動を広げるために大いに失敗する(スリルを楽しむ)体験」を重ねることによってこの「冒険する力」は育まれていく。

まさに「冒険する力は、冒険からしか生まれない」

刺さりました。


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