前回のエントリーで「思考停止」を使いこなして、決めたことをやりきるコツを書きました。もちろん、それでも色々考えちゃって「結局できなかった」ということもありますよね。

自分との約束を破ってしまった時に最もダメージが大きいのは、やれなかったことそのものよりもできなかった自分を責めた挙句「自信を失う」ということではないでしょうか。

大事なことは、「あ〜、結局朝運動できなかった・・・ダメだな〜」と不必要に自分を貶めないこと。
自分を責めると「やれる感」がどんどん失われていいことがありません。
とはいえ、放っておけばこのように考えてしまうのが人間というもの。
では、決めたことができなかった時、どのように考えれば自信を失わずに済むでしょうか?
効果的なのは、「○○できなかった」ではなく、「○○をしない選択をした」と考えることです。
「朝起きて運動しなきゃ。。。でも、今日は寒いからやめておこう」というのは、やろうかな、どうしようかなと迷って「やらない」を選択しているわけです。
なので、「○○できなかった」ではなく、「今日は○○しないことを選んだ」と置き換えることで、自分を責める気持ちが少し軽くなりますよ。
「できない自分」は、能力や意思に欠けるから次の日もできない可能性が高い。
でも、「しないことを選んだ自分」は、次の日「する」を軽やかに選ぶことができる。