「自分ではじめたいけれど、どういう人をお客さんにしたらいいかがわからないんです」
「とりあえずブログを書き始めたのですが、何を書いていいかわからないんです」
という方がいらっしゃいます。大抵はなんらかの資格を取ったけれど、その活かし方がわからずに悩んでいるケース。
この悩みの根本的な原因は「自分が解決したいお客さまの悩み」が見えていないことからきています。誰がお客さまかわからなければ、何をしていいかもわからないし、ブログなどの発信も何を書いたらいいのかがわからなくなる。
こういうタイプの人がすべきことは一つ。
「まずは30人に話を聞け。」
本当は、無料コーチングなり、無料カウンセリングなりができればベストなのですが、なかなか友達に「カウンセリングさせて」とは言いづらいことが多い。なので、例えばキャリアカウンセラーなら、「あなたのキャリアについてお話し伺わせてください」でOKです。話を聞いているうちに、今の悩みや課題を聞き出すのです。
そして、その悩みや課題を聞く中で「あ、私はこういうことで悩んでいる人の力になりたいな」と感じるパターンを残していってください。
それが、あなたの未来のお客さま。
さらに、話を聞いたら、悩みをちゃんと書き留めておいて、それをコンテンツとして発信します(もちろん相手の個人が特定されないようにちゃんとアレンジした上で)。30人、できれば100人くらいに話が聞ければ、それはもう立派な実績となります。
実績ゼロ。
サービスや商品もない。
という方は、まずここからがスタート。
たまに「え・・・30人ですか・・・」と引いてしまったり、いろんな言い訳を考えてくる人がいますが、上記のことが乗り越えられないようなら、いつまで自己分析をしていてもお客さまの悩みは見えてきませんので、残念ですが自分で対人支援のビジネスを始めることはオススメできません。
答えは今のあなたの中にはないのです。
誰かと触れ合うことで、あなたの中に生まれるものだから。