「”うまくいくかいかないか”は自分で考えなくていい」「”ちゃんとしたアイディアじゃないと”という呪いについて」に続いて、人に話したはいいものの、ネガティブな意見をぶつけられたらどうするの?というお話です。

たくさんの人にお会いすると、プラスのご意見を頂戴することが90%くらいなのですが、中には厳しいご意見をいただくこともあります。

それも、善の意図からくる厳しいご意見が7%、ごくごくわずかですが、ネガティブな意図からくる厳しいご意見が3%くらいでしょうか。昔は、この善の意図とネガティブな意図の区別がついておらず、ネガティブな意図自体に気づかない人間(いじめがいのない人・・・^^;)だったのですが、最近は少し相手の気持ちを理解できるようになりました。

そういうコメントをいただいたときに、自分自身がどう処理しているのかを分析してみると・・・基本的に、「課題」だけを受け取っています。
「●●は、△△だからダメだ!やめとけ!」
「●●は、××だから絶対うまくいかない!」
と言われたとき、自動変換が起きています。
「△△という課題がクリアできれば、最高ですね!」
「××を回避する方法を見つければいいんですね!!」

結局、「●●を実現させる」ということに向かって進むことが前提の場合には、ほんとうに何を言われても肥料にしかならない気がします。むしろ、ちょっといじわるな意見のほうに、真実がたくさん含まれていることがあります。

「いいね、いいね!」と言ってくださる人と会うことは大きなエネルギーになります。でも、「それはダメじゃない」と言ってくれる人はより貴重。善の意図で、私のためを思って「ダメ」を言ってくださる方はもちろんですが、ネガティブな意図で「ダメ」を言ってくださる方も、超ありがたい存在。

実は、この感覚をすごくラクラクとイメージできるようになるのが、”ヨット”なんです。

ヨットって、追い風で前に進むのはもちろんなのですが、向かい風でも前に進むことができるんですよね。でも、無風だと動けなくなっちゃう。誰にも話さずに一人で抱え込んでいるのって、無風状態と同じなんです。ポジティブな意見(追い風)もネガティブな意見(向かい風)もないわけですから。

_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 向かい風でも、ないよりマシ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

ってことです。

だいたい向かい風のご意見というのは、「できない理由」「難しい理由」「売れない理由」などが網羅されていますので、ぜひそれに一つずつ丁寧に取り組んでいきましょう。全部クリアできれば、文句なしに売れるサービスになっています。売れるサービスになった暁には、「ああ、あのご意見のおかげだったなぁ」と心から感謝できますよ ^^

ほんとうに何かを実現したいと思ったとき。
すべての人はあなたの味方。