創業以来13年間、振り返ればいろんな転機があったなぁと思う。
で、その一つの転機が昨年の今頃に訪れた。
自分の会社にマネジメントができる「右腕」が生まれる、という転機だ。
誤解のないように書いておくと、今までもそれぞれの事業にリーダーシップを持って引っ張ってくれる素晴らしい人材はいた。けれども、私自身が最も苦手とする「マネジメント」や「管理の仕組みづくり」を経営者の目線でやってくれる人がいなかったのだ。
それが、である。
細木という人材が入ってくれたことにより、全てが変わった。
彼女は、私以上に「経営者の仕事」をどんどんやってくれるのである。
・社員のマネジメント
・管理の仕組み作り
・経営課題の整理
・採用と人材育成
人にやってもらえるようになって初めて気がついたことがある。
要するに、今までの13年はこれらのことをまともにせずに、私のインスピレーションのみで薄氷の上を綱渡りしてきたということだ。そして、自分が薄氷の上にいることにさえ気づかなかったのである(笑)。社員のみんなはある意味そういう私に折り合いをつけながらついてきてくれていたのだからありがたい・・・。
まぁ、とにかく本来「経営者」として期待されることをやってくれる「右腕」ができ、私は何をするようになったか?というと大好物の「新規事業開発」だ。いろんな人に会って、アイディアを育み、ビジョンを実現するために企画を考える。
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そして驚くなかれ、実は副産物はこれだけではなかったのである。