前回の「教わる」ことの限界を書いていて、改めて「学校の勉強」って限界があるなぁ・・・と感じました。

だって、ほぼ全てのことを教科書や先生から「教わる」のが当たり前なわけなので、そりゃあ「腑に落ちる」という経験ができないのも当たり前。どんどん、どんどん、どんどん教わるけれど、それを「実体験として感じる」という機会が少なければ、うっすらとした知識としてしか残らない。

もちろん、理科なら実験してみたりすることもあるわけですが、なんというか、「教科書に書いてあることの確認」にしか過ぎない感覚がないだろうか。例えば酸素がないと火は消えるよね、みたいな話があって、「じゃあビンの中にろうそくを入れて試してみましょう」みたいなことをする。でも、それだと「ああ、教科書通りのことが起きたね」という確認にしかなってない。もちろん、やらないよりはやったほうがいいけど、大人になって社会を生きている中で感じる「体験」とはかけ離れている。

じゃあどうすりゃいいのよ?

と言われると私も答えを持っているわけではないのですが、東京コミュニティースクールでの学びは一つの方向性ではないかなぁと思うのです。

まず、存在するのはテーマや解決すべき課題。
それに対して今みんなが知っていることを出し合う。
それでも問題が解決しなかったりわからないことが多いから、必要な知識や考え方を探しに行く。
その知識を使って問題が解決するかどうかを試す。
実際やってみると、なかなかうまくいかない。
工夫する。調べる。試す。
うまくいかない。
工夫する。調べる。試す。
うまくいかない。
工夫する。調べる。試す。
あ、なんかうまくいった!

こんな感じ。

要するに、最初に答えがあって、答えを合わせるだけの予定調和の体験をするのではなくて、リアルな問題を解決する手段としての「知識」や「体験」を積み重ねる感じ。

東京コミュニティスクールのようなマイクロスクールだからできる、という側面ももちろんあるとは思いますが、2020年の教育改革に向けて何かが変わっていったらいいなぁと思います。

いや!そんなのは待ちきれない!なんなら自分で学校作りたい!なんて方は、東京コミュニティスクール代表理事の久保さんが「学校を創ろう!」というオンラインサロンを開設されるそうですので、ぜひのぞいてみてください。


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