いろんなコミュニティに参加しています。そして、運営もしています。で、面白いなぁって思うのは、みんなコミュニティに質問や意見を投げかけるのにかなり抵抗があるようだ・・・ということです。
なぜなんだろう?と考えた時、これって日本の教育の責任が大きい気がします。
というのも、アメリカの学校だと、「意味がわからない質問や意見でも、しないよりした方が100倍評価される」んですよ・・・。なので、授業中にまったくもってあさっての方向の質問をガンガンする。「え?それって今する質問なの?」とか「それ先生がさっき言ってたじゃん」みたいなものが70%以上。的外れなのに、ドヤ顔。それに、先生も嫌な顔はしない。
つまり。
「いい質問をしよう」「いい意見を言おう」という気がさらさらない。
「質問すること自体が善」「なんでもいいから言うことが大事」なんです。
翻って、日本の教室だと
「質問をする=わかってないから聞く(=バカを晒す)」
「質問をする or 意見を述べる=授業の進行を止める」
みたいな捉え方が多いですよね。
思い出してみると、アメリカに留学した時に上記のシチュエーションにはものすごくカルチャーショックを受けたのですが、今思えば「とにかく言うこと、質問することが大事」と言うのは、悪くないなぁと思うようになりました。結局、そうすることで「クラスに貢献できる」からです。
どこかのコミュニティに参加しているなら、できるだけたくさんの質問をしてみること、誰かの意見に自分の意見を乗っけてみることをオススメします。それが、多少的外れだったとしても、運営者にとってみるととてもありがたいことですし、結局その姿勢が評価されて運営者に引き上げてもらえるようになるから。
ちゃんとした意見じゃなくていい。
きちんとした質問じゃなくていい。
あなたの中にある疑問や考えは、必ず価値がある。