いや、最近なんちゃらバトン多いよね、って話もありますが、書籍紹介見てると、みなさん「えらい真面目な本ばっかだな〜」と思いましてね。まぁ、「この7冊!」みたいに選んだらそうなりがちかなって思うんですけどね。連休ですしね、ここいらでひとつ、誰にも頼まれてもいないけど、好きな漫画でも紹介しようかなと。

自分自身は生粋の漫画文化で育っておりまして、母(現在72歳)は、若い頃から漫画好き。実家の本棚には、ベルセルク、寄生獣、火の鳥、アキラ、攻殻機動隊、風の谷のナウシカ、などなどが並んでおります。ジャンプ通り越してヤングアニマルかよっていうね。小さい頃から「マンガは文化だ!」という風に育てられております。

大人になってからは「場所を取る」という理由でちょっと離れていたのですが、kindle様の出現により、読みたい時に読みたい漫画が読める!!!ということで、幸せな毎日です。

今回取り上げた漫画は、そこまでニッチじゃないものを選びました。また、ここにないけど「進撃」「宇宙兄弟」「ハイキュー」「ジャイキリ」なども普通に大好きですし、「ブラックジャック」とか「ベルばら」とか永遠の名作!みたいなのも一通り読んでます(まぁみんな知ってるからいいかなと)。また、殿堂入りにはできませんでしたが、少女漫画もBLも読みますので、割とオールラウンド型ではないかと思います。

では、勝手に18選いきます!

キングダム・・・超大人気でみんな知ってて読んでると思うけど、それでもチョイスから外すという選択肢はないシリーズ。好きなキャラは桓騎、蒙恬あたりですね。頭がよくて、真面目すぎず精神的に余裕あるタイプが好きなんだなと思いました(笑)

イムリ・・・SFなんですが、なんといいますか現代の人種差別とか、権力構造などの社会問題を彷彿とさせる漫画です。まったく別の世界観の話なので、よくこんなこと考えつくなぁ〜という驚きも。

ザ・ファブル・・・殺し屋漫画なんですが、「殺し屋が期間限定で普通の暮らしをしたら」というところからはじまります。実際には普通の生活にはなってないですが。ギャグの割合が絶妙です。

ピアノの森・・・恵まれない環境に生まれた主人公が類い稀なるピアノの才能を持っていて・・・という、まぁありがちな話ではありますが、主人公やとりまくキャラクターが魅力的で清々しく、マンガなのに音が聞こえてくるようです。

ブルーピリオド・・・こちもアート系なんですが、才能ではなく努力。アート、芸術って知らないことが多くて「へ〜〜〜、そうなの?!」みたいな部分も結構面白いです。

帯をギュッとね・・・これは私が柔道部だったことに起因しておりまして、読んで誰もが面白い!とは思えないと思います(笑)。でも、でも、柔道部だった人はほぼ読んでいるのでは?

ママはテンパリスト・・・東村アキコが自身の子育てをエッセイ調で書いています。育休中や乳幼児育児中の方にオススメ!「あるある」いっぱいあって笑えます。

BANANA FISH・・・これも名作。最初のほうは「絵が微妙で挫折」という人もいるかなと思いますが、後半整ってきてストレスなくなります。これをフラワーコミックスで連載し始めた頃、よく受け入れられたなとは思います(笑)

7Seeds・・・こちらもSF。人物多すぎて途中でよくわかんなくなりますが、サバイバルやミステリー要素があってハラハラします。田村由美さんは最近の作品だと「ミステリと言う勿れ」もめちゃ面白いですね。

リアル・・・車椅子バスケ。スラムダンクを描いた井上雄彦さんの作品です。本当にいろんな意味で素晴らしい作品なんですが、せ、先生、か、完結させてください・・・・!!!あと、スラムダンクの電子化許可してください・・・!!

ぼくの地球を守って・・・中学校の時に大好きで、まさに厨二病のロマンが詰まったマンガなんですが、やっぱり面白いですね〜。こちらもイムリのような世界観の面白さがあります。

俺物語!!・・・こちらもご存知の方が多いと思いますが、他に紹介したマンガと違って、逆にハラハラ要素がほぼなく、ほのぼの、のんびり、幸せな気分で読めます。

日出処の天子・・・天下の聖徳太子が超メンヘラ!っていう、設定だけ読むとギャグ漫画のようですが、山岸涼子さんの神経質な線画がこれほどにマッチした内容はないだろうという緊張感溢れる一作。プラトニックBL的な、腐女子の走りはこのあたりか?電子化対応してほしい!
 
MASTERキートン・・・MONSTERや20世紀少年、YAWARA!の浦沢直樹さんですが、個人的にはマスターキートンが一番好きです。いっとき「考古学者になりたい」と想っていた時期もあった自分にとっては考古学ネタもはまりました。元・英国特殊空挺部隊隊員という設定で、サバイバル術も面白いです。そして、こっちも電子化対応してくれ!

・・・こちらもマスターキートン同様、山のサバイバル知識に「へ〜」となったり、生と死が大きく扱われているので、揺さぶられる一作。なお、石塚真一さんの「BLUE GIANT SUPREME」も素晴らしく、甲乙つけがたいです。

燃えよペン・・・漫画家を題材とした超絶ギャグ漫画。この漫画を楽しむのに、理屈はいりません。なお続編の「吼えろペン」シリーズもありますので、この手のギャグが好きな方はぜひどっぷりいってもらえたらと思います。

高台家の人々・・・「ごくせん」を描いた森本梢子さんですが、その後の「アシガール」やこちらの作品も相当面白いです。人の心が読めるテレパス能力を持つ超絶美形の光正が、地味OLちゃんの妄想に惹かれて・・というストーリー。「ごくせん」しかり、結構男性が読んでも面白い女性向け漫画ではないだろうかと思います。

地球へ…・・・竹宮惠子さんのSF作品。わずか3巻なのに、ここまでの世界観やキャラクターひとりひとりの魅力を詰め込んでしまえることに驚きです。竹宮さんの作品では、BL読めるなら「風と木の詩」も面白いですし、kindle対応しはじめてくれたのでうれしいです。

***

こうやって並べてみると、わりとSF多いなぁ、とか、キュンキュンの少女漫画は入ってこないなぁ、とか、いろいろわかりますね。あと、たとえば、ちはやふるとか、鬼滅とかも、まぁ面白いなとは思うんですが、自分的には一線は超えてこない感じなんですよね。あとワンピースはなぜかどうしてもダメでした。

結論:「好きなものを並べる」というだけで、幸せになれる・・・!!!

それにしても、決してヒマじゃないときに、誰にも頼まれていない、やらなくていいことをやってるときの、このチリチリ感w

最高っすね。

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